小さな会社の社長ブログ

小さな会社の社長が思うことを書いています

紙の呪縛からの脱却

私自身、出張が多く、いつでもどこでも資料を閲覧、修正等ができる環境が必要で、弊社ではクラウドストレージとoffice365やSlack等を使ってその環境を構築しています。

 

と書くと、良く分からん!という年配の経営者の声が聞こえてきますよね(笑)そうなんです。日本の中小零細企業の多くは、その一言でデジタル化(最近の流行りで言うとDX)が遅れてしまうわけです。

 

なので、私が1つまずは提案したいのは、会社にある紙を無くしませんか?ということです。

 

例えば、営業のスタッフが毎日書いている営業日報。これが未だに紙で書いて提出してる会社も意外と多いのではないでしょうか?

 

流石に紙の書類とは言え、手書きはほとんどなくなり、Wordなどのワープロソフトなどを使って日報を書いてプリントアウトして上司に提出。上司は読み終わるとハンコを押して事務員さんに渡し、バインダーに綴じて棚にしまう。

 

こういう光景、意外と多いのではないでしょうか?

 

せめて、Wordなどで書いた日報はクラウドストレージに保存して必要な人に共有しておけば、iPadなどのタブレットでもスマホでもいつでもどこでも閲覧するこてができます。

 

そうすることで、紙がオフィスから減り、地球環境問題にも多少は貢献することになり、IT化の第一歩となるのではないでしょうか?

 

公的書類などは、公的機関が電子化してくれないとどうしても紙で控えを保存することになりますが、社内文書ぐらいはそろそろ紙で保存することを辞めて、データとして保存する事から始めてみましょう。

 

中小零細企業のIT化に思うこと

かなり久しぶりのブログとなります。

 

最近、中小零細企業のIT化に思うことがあるんです。

 

2019年12月現在、スマホが割と高年齢の経営者にも普及し、LINEやメールを日常的に使える経営者が増えてきました。もちろん、60歳未満の方々のほとんどは普通に使えるでしょう。今や70歳のおじいちゃんやおばあちゃんでさえ、LINEを使ってやり取りしてる人を多く見かけます。特に、まだまだ現役で仕事してる人や孫とやり取りしたくて頑張って勉強した人など、スマホに前向きなおじいちゃんおばあちゃんは、LINEを今や当たり前に使う時代になりました。

 

が、しかし、LINE使って普段のやり取りはしてるのに、会社の書類のやり取りは未だにFAXで!という会社が意外に多いことにびっくりです。具体的な数字はデータとして持ってるわけではありませんが、肌感覚では昔からある業種の会社ほど、未だにFAXでやり取りしてる会社が多いような気がします。

 

もうずいぶん前に弊社ではFAXを廃止し、名刺にFAX番号を載せていませんが、頂く名刺の9割以上には未だにFAX番号が載せられています。つまり、未だにFAXでやり取りしてるいる会社が多いということを意味しています。

 

これは、取引先とFAXでやり取りしてるから、取引先がEmail等に変更しない限り、自社からFAXを無くすことはできないというジレンマに陥ってるものと思われます。

 

でも考えてみると、スマホではメールすら使わずLINEを中心としたメッセンジャーアプリでやり取りしてる人がとても多いのではないでしょうか?であれば、会社の書類のやり取りも少なくともメールでやり取りできるのではないか?と思うのが一般的なビジネスマンの気持ちだと思います。

 

せめて、社内の拠点間や店舗間、部署間とかだけでもFAXをやめてメールやメッセンジャー等を使って紙ベースの古い体質を改善していくところからIT化を始めてみてはいかがでしょうか?

 

そして、その先にはグループウェアCRMなどの情報系システムや会計ソフトや労務管理ソフトなどの業務系システムなどの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

もうすぐ社長業18周年を迎えるにあたり

おかげさまで、私が経営者になってからもうすぐ丸18年になります。

 

この18年間で経営者としてよく分かったことがいくつかあります。

 

経営者は人・金・情報・モノ…などと言われますが、この中のいくつかのことが経営者の仕事の大半を占めてるように感じています。

 

一番はやはりお金。資金繰りですね。これは大変申し訳ないけども、社長になってその経験をした者じゃないと、その大変さは分からないでしょう。

 

身勝手な言い方をすれば、悪い意味でのサラリーマンから経営者の悪口を言われたくない。なぜなら、資金繰りもしたことない。経営者の生きた心地がしない経験なんかしたことないからです。

 

というぐらい、お金が足りないときは本当に辛い。

 

お金があってもいつ足りなくなるか分からないから、お金を極力使いたくない。だけど、必要な投資はしないと次には繋がらないから、悩みどころなんですねぇ…。

 

そして、次に大切なことがスタッフをいかにしてやる気にさせるか。これ、目に見えないのでその立場に立たないと理解できない人もいるみたいです。

 

スタッフをやる気にさせるには、いろんな方法があります。そのいろんな方法を組み合わせながら、時には失敗もしながらなんとかスタッフのみんなにやる気になってもらう。1人社長の会社なら別ですが、スタッフが1人でもいるなら必須の社長の仕事です。

 

3つ目は、対外の社長友達(年上の方には失礼になりますことをお許しください)がどれくらいいるかってことですね。

 

やはり、社長が普通の営業マンの仕事してたらだめなんですね。そして、これは私の最も苦手な分野でもあります。なかなか社長付き合いが出来てないよなぁ、と自分でよく思いますし、うちの営業顧問にもよくこの部分のご指導を頂いてます…(^^;)

 

あと、意外と自分自身で出来てなかったなぁと思うのが、誰に何を売るのか?という根本的な所です。

 

どうやって売るか?ではなく、誰に何を売るのか?です。そう、商売の基本が出来てなかった。全然ニーズの無いところに、不要なものを売り込もうとしてたり…(^^;)

 

この商売の基本をもっとブラッシュアップして、誰に何を売るのか?を洗練させ、そして、どうやって売るのか?を考えていく必要があるよなぁ、と今更になって実感として感じるようになってきました。(遅いっちゅーの(笑))

 

あ、もちろん、もっとその前に何故売るのか?は考え抜いていかなければなりません!

 

 

独り言終わり。

 

EV(電気自動車)ビジネス

私がやりたいビジネス分野の1つがEV、電気自動車分野だ。

 

ここ最近、国などの規制で世界の自動車メーカーが本気を出し始めた分野でもある。

 

完成車にも興味はあるが、完成車メーカーを今から立ち上げでも他社に勝てるとは思わない。

 

私がEV、電気自動車分野でやりたい事は3つある。

 

1つ目は、充電に関する技術。ガソリン車、ディーゼル車だと、燃料補給にかかる時間はせいぜい5分~10分程度。しかし、充電となるとどんなに早くても30分以上はかかる。道路から車を走らせてるときに充電する技術など、解決策が出てきそうではあるが、やはり充電が5分程度で「満タン」にならなければ、ユーザーは煩わしさを感じるだろう。中国などは人海戦術(人ではないから人海ではないがw)で立体駐車場全てに充電器を設置したりするなど、現段階での最適な解を提供しているが、やはり、1台が充電完了する時間は数時間はかかってしまう。まずは、この分野でビジネスチャンスがかなりあるよなぁと思ってる。

 

2つ目は、やはりAIとIoTの技術の塊の自動運転技術。これは、大手IT会社から自動車メーカーなどが熾烈な争いを演じているが、恐らく、技術的には既にもう当たり前ぐらいになってる技術のハズ。法律の問題や安全性の問題からまだまだ本格運用になるまでには数年はかかると思われるが、技術的にはもうそんなに目新しい技術ではないはずだ。しかしだ、それはこれから生産される新しい車に対してのみであり、既存の車に対しての技術としては、まだまだこれから開発が始まると言っても過言ではないと思う。この技術については、3つ目のビジネスモデルの将来的な大きな技術要素になるので、そこでも考えてみたいと思う。

 

3つ目は、ガソリン車、ディーゼル車をEV、電気自動車に改造するビジネス。これは割とニーズがあると思ってる。このノウハウを街の板金屋さんや中古車販売に提供して、街の板金屋さんや中古車販売店がこのビジネスを展開する。そうすれば、昔の名車も最新のEV、電気自動車に生まれ変わり、排出規制なども簡単にクリアできる。また、2つ目に書いた自動運転技術を組み合わせれば、外観は変わらないまま最新の自動運転機能付き電気自動車に生まれ変わるというわけだ。運転したいという人にも電気自動車に生まれ変わった昔の名車は、その欲求を満たしてくれる走りをする事は間違いない。唯一の欠点は、エンジンを始動させたりアクセルを踏み込んだりした時のエンジン音は作れるとしてもどうしても擬似的になってしまうことだ。

 

このように、EV、電気自動車分野は、とても面白くやってみたい分野だが、如何せん軍資金がない。エンジェルなどがこのブログ見て、私にコンタクトしてきてくれることを祈るのみであるw